「在りたい自分」を見つける教育
児童・生徒が次のことを学ぶことが私たちの目的です
1.自分をもっとよく知ること
2.他者との関わり方
3.学校生活の在り方
4.将来に向けての在りたい自分づくり
学校教育におけるアウトワード・バウンド教育
アウトワード・バウンドの提供する体験学習は、日常にないほど大きく強く心を揺さぶります。それは日々の学校生活では気づけない自分の姿を感じることであり、 仲間の意外な姿を知ることになります。アウトワード・バウンドの体験学習は一人ひとりが生き生きと学校生活を送るきっかけとして、短期間で劇的な成長を期待できるプログラムです。
学校教育との連携により、児童・生徒が次のことを学ぶことが私たちの目的です
1.自分をもっとよく知ること
2.他者との関わり方
3.学校生活の在り方
4.将来に向けての在りたい自分づくり
学校教育 × OB教育の学びの場
アウトワード・バウンドの体験学習は様々な対象者に、様々な方法で提供することができます。目的と対象者、そして導入の条件に最も適切な手段を、ご相談に応じて提案します。
冒険教育プログラム/ 冒険的活動を取り入れたキャンプの実施
チームでの課題解決型のチャレンジ、長距離ハイク、ロッククライミング、沢登り、登山、いかだ・・・様々な冒険の場は、自分自身と向き合う機会となり、本気になって仲間と関わり、本音で語り合う場となります。その中から自己信頼、相互信頼を築き学校生活の学びの場が充実したものとなります。
体験学習プログラム/学校内で実施できる体験学習の実施
課題解決実習を中心としたプログラムでは、グループワークによるコミュニケーション、協働はもとより課題解決に向けた状況判断・状況対応が求められます。
グループの一員としての責任、課題への取り組み姿勢、グループやメンバーへの関わりなど、学校生活に直結するテーマにフォーカスしたふりかえりでは体験の日常化を図ります。
保護者向けプログラム/PTA講演会・保護者向けセミナーの実施
人間力育成という親には見えにくいものを推進していくためには、保護者の皆さんの理解や賛同が不可欠です。社会人、企業研修の実践の現場から「社会が求める力」、それを育むためのアプローチなどをお伝えすることで学校の取り組みの推進力となります。
教員向けプログラム/教員研修、学内研修会の実施
日本アウトワード・バウンド協会では、文部科学省の認定を受け10年以上にわたり「教員免許状更新講習」を開催していました。また講習会を通しOB教育の普及を図っています。
学校内における研修会の実施を通し、体験学習の進め方、教育ゲームの進め方など人間力育成におけるアクティブラーニングのサポートをしています。
教員向け「体験学習コーディネーター」の発行
現在、日本アウトワード・バウンド協会では、教員を対象にした体験学習指導者認定資格「体験学習コーディネーター」の創設を進行中。学内での様々な体験学習をコーディネートできる教員の育成を目指し、学校における体験学習の実戦経験豊富な現役教員や冒険教育・野外教育の専門家など様々な講師陣による講習会を開催しています。
アウトワード・バウンドの教育の在り方
体験学習の循環過程を回す学習法は、正解のある学びや対処的な反省を求めるものではありません。本質的に自分自身と向き合い「どう在りたいのか?」自分自身の在りたい姿を構築するための学びの場となります。また、循環過程のステップは【感受性】【思考力】【応用力】【行動力】を育成するステップともなります。これらは、主体的・能動的な学びであるアクティブラーニングのベースづくりともなります。
(1)体験(experience)
屋外や教室で行われるグループでの課題解決実習。長距離ハイク、ロッククライミング、沢登り、登山、いかだ など自然の中での活動。
(2)指摘(identify)
様々なチャレンジ、実習の中で何を話したとか、どのようなことをしたか、どのような結果だったか、ということ(コンテント)だけでなく、どのように取り組んだのか、活動中にどのような行動を取ったのか、自分自身、ほかの参加者、自分と相手の関係など、どのようなことが起こっていたのか(プロセス)を確認するステップです。
(3)分析(analyze)
指摘(identify)で確認したプロセスはなぜ起こっているのか。自分自身の中にある意識、自分自身や他者のあり様の特徴、グループの状況がなぜ起こっているのか、それぞれがどのような意識で関わっているのかを考察するステップです。そして、自分自身がどのように在りたいのか、グループをどのように成長させたいのか、人が成長するとは何か、グループの成長とは何かを考え、検討します。
(4)仮説化(hypothesize)
分析(analyze)で考察したことを活かし、自分自身やグループの成長のために、次の機会または新しい場面で、学習者自身が具体的に試みるための行動目標を考えるステップです。
仮説化を通して、行動目標を計画し、実際に行動に移しやすくします。仮説化の後は再び体験に戻ります。
学校との連携の進め方
ご要望に応じてプログラムを提供させていただきます。
学校教育への導入は以下のワークフローに沿って行います。
野外プログラムの安全性について
野外での活動にはリスクが伴います。しかし、アウトワード・バウンドはそのリスクを認知し、最小化することで安全を確保しています。具体的に以下のような取り組みを行っています。
①アウトワード・バウンドは、全世界で統一された基準に基づく監査(プログラム・レビュー)を 2 年に 1 度実施しております。アウトワード・バウンド・インターナショナ ル(OBI)が実施するこのプログラム・レビューでは海外から監査人が来訪し、コースの安全性はもちろん、組織全体の安全に対する意識や装備・車両の管理など、様々な視点から総合的に監査を行います。
②日本アウトワード・バウンド協会 には外部専門家で構成された安全委員会があります。安全委員会のメンバーは、より安全にコースを行うためのアドバイスや改善の提案を行います。
③アウトワード・バウンドのインストラクターは、活動を安全に実施するための厳しいトレーニングを受けたプロフェッショナルです。全員が救急法の資格と技術を持ち、活動中の安全確保を行っています。
④自然環境下での活動を行う場合は、事前の健康情報、アレルギー等の調査を詳しく行います。本人アンケートの実施、コース終了後にも必要に応じたフォローアップを含め、安全には細心の注意を払っています。
日本での主な実績 (学校・団体のみ/法人格 省略・敬称略)
■高等学校・中学校
東京都立南多摩中等教育学校、常翔啓光学園高等学校、岡山中学校、公文国際学園、関西学院千里国際学園、アメリカン・スクール・イン・ジャパン、香港インターショナル・スクール、西町インターナショナル・スクール、横浜山手女子高校、横浜高校、名古屋インターナショナル・スクール、立教新座中学校、武蔵国際総合学園、帝京大学可児中学校、兵庫県立村岡高等学校、兵庫県立伊川谷高等学校、大町市立美麻小中学校 ほか
■大学院・大学・専門学校
関西学院大学、グロービス経営大学院、田園調布学園大学、浜松大学、淑徳大学、和歌山大学、同志社大学、中央大学、日本体育大学、大阪国際大学、大阪体育大学、国士舘大学、信州大学、千葉大学、明治大学、びわこ成蹊スポーツ大学、園田学園女子大学、京都教育大学、東京家政学院大学、豊岡短期大学 ほか
■行政・教育委員会・団体等
文部科学省教員免許状更新講習、独立行政法人 国立青少年教育振興機構・子どもゆめ基金事業、奈良市教育委員会、山梨県南アルプス市教育委員会、長野県小谷村教育委員会、日本フリースクール協会、長野県職員研修事業、ガールスカウト日本連盟、三重県県民育成会議、兵庫県豊岡市生涯学習課青年会議所青少年育成事業、三重県青年会議所、鈴鹿青年会議所、広島府中青年会議所、珠洲青年会議所 ほか
学校のご要望に応じ、様々な場所での実施が可能です。
現在、アウトワードバウンドスクールの拠点である長野校、美方高原、富士五湖他様々なエリアで実施しております。
■アウトワード・バウンド長野校、白馬周辺エリア
(長野県北安曇郡小谷村)
《主たる宿泊地》
OBS長野校宿舎、小谷・糸魚川・白馬地区のホテル、ペンション・民宿、キャンプなど
■美方高原自然の家(兵庫県美方郡香美町)
当協会指定管理施設
《主たる宿泊地》尼崎市立美方高原自然の家「とちのき村」宿泊棟、またはキャンプ場など
学校教育向けプログラムの相談は、こちらまで・・・
問い合わせフォームから
または
公益財団法人 日本アウトワード・バウンド協会
アウトワード・バウンド事業部
電話: 03-5834-7227(平日9:00~18:00)
FAX : 03-5834-7122
E-mail: info@obs-japan.org