キッズワイルド おたり2023 

〜自然の中での遊びやチャレンジから育む教育の力を、信州小谷村から発信します

【目 的】
自然体験や野外での遊びを使って、自ら考え行動する場、自分でやり遂げた達成感を感じる場、
仲間と協力してやり遂げる場などの『主体的な学びの場』 を提供します。
そこから、郷土に愛着を持つ子ども、及び、夢を持ちその夢の実現に向け挑戦する子どもたちを育成します。
 ① 自分を認め、自分を誇れること、自分の意思を持てる「自分づくり」
 ② 一人一人が考えを持ち、同調ではなく協調による「仲間づくり」
 ③ 体験を通し自らの可能性に気づき、夢の持てる「未来づくり」
 これらを目指して子供たちの育成を図ります。

【対 象】 
 長野県小谷村内在住  小学生 及び、小谷村への「ふるさと応援寄付者」のお子様(小学生)
 *健康な方、通常の運動ができる方。
  小学1~3年生の場合、キャンプ等の宿泊が難しい場合があります。本人の気持と様子を確認した上で、お申込みください。
  精神的なところで不安がある場合は、必ず前もってご相談ください。

【定 員】 
  20名(小谷村の子どもたち10名 ふるさと応援寄付者の子どもたち10名)
  活動内容により学年別のグループ分け、縦割りでのグループ分けなどで活動を行います。

【コース開催】
 全8回(各回1泊2日) 2023年5月〜2024年3月 
 *公益財団法人日本アウトワード・バウンド協会 長野校(長野県北安曇郡小谷村大網地区)を中心に開催します。
 *小谷村役場正面玄関側 駐車場に9時集合/16時解散 を基本とします。(回により時間・集合場所の変更あり)

【参加費】 
 *20,000円(全8回分)
 *周年型事業(全8回の参加を前提とした事業)のため、欠席、途中参加の場合も参加費は同額となります。       

※本事業についてご不明な点は、小谷村役場 総務課企画財政係(0261-82-2038)までお問い合わせください。

【コース日程】(2023年5月~2024年3月 全8回 : 各回1泊2日)

活動名 開催日
第1回 開校式・森の基地づくり 5月 13日(土)~  14日(日)
2回 森の基地づくり&山菜キャンプ  6月3日(土)~4日(日)
第3回 自分たちのいかだの上で 湖上泊チャレンジ  9月9日(土)~10日(日)
第4回 現地調達(きのこ)キャンプ&ロッククライミング  10月14日(土)~15日(日)
第5回 海への旅①、塩の道を歩いて日本海へ 大網峠越え 10月28日(土)~29日(日)
第6回 海への旅②、塩の道を歩いて日本海へ 糸魚川へ 11月18日(土)~19日(日)
第7回 里山職人クラフトワーク&クリスマスパーティー 12月16日(土)~17日(日)
第8回 雪の基地づくり&かまくら・雪洞泊チャレンジ 2024年3月9日(土)~10日(日)
 
【お申込み締切】
 受付は終了しました。
 
【お申込み後の流れ】
 申し込み後は以下の手順となります。
  1)ウェブ受付メール(自動返信)が当協会より送られます。(システムメールで正式受理ではありません)
  2)受付受理したら、抽選の方法や結果の返信方法につき受付担当より連絡します。
  3)4月17日までに抽選の結果をメール等で連絡します。
  4)参加確定後、事前調査票(体調やアレルギー情報を確認するための健康アンケート)を提出いただきます。
  5)各事業約14日前に、各回の参加要項が送付されます。

【参加費のお支払いについて】
 初回ご参加前に一括でのお支払いになります。
 申込受付後、小谷村よりご自宅に「納付書」が送られます。指定金融機関より一括で納付ください。

【参加後のキャンセルについて】
 周年型事業(全8回の参加を前提とした事業)のため、初回参加以降不参加の場合でも返金はいたしません。
 *新型コロナ感染症等の行動規制がでた場合、コースの一部がキャンセル、縮小、及び開催を延期することがあります。
 ご理解の上、お申込みください。

申し込みフォームへ 
 

▶コース詳細情報

第1回 「開校式・森の基地づくり」

【日   程】 5月 13日(土)~  14日(日)

【概 要】
森の木を自分たちで切って、組んで、屋根を張って自分たちだけの基地づくり。
作った基地で食事を自炊します。
でき上がれば、基地の周りの森の中で木登りやロープを使った遊び場を作る予定です。
すべてを自分達で企画しやり遂げるチャレンジです。
*木を切ったり組んだり作ったりの指導は、
里山暮らしや林業体験の専門家「くらして」のスタッフの皆さんから教えていただきます。


第2回 「森の基地づくり&山菜キャンプ」

【日   程】6月3日(土)~4日(日)

【概 要】
1回目からの続く基地づくりチャレンジ、森の基地をどう完成させましょうか?
例えば、よりカッコよく、より楽しく、より快適にするとかにはどうしたらいいのでしょうか。
すべて自分たちで工夫して作り上げます。
自慢できるような最高の秘密基地になるように仕上げましょう。
そこで、食事作り、宿泊、森の中での木登りやロープ遊び等を行う予定です。
あそび方も自分たち次第です。
そして、近くに自生する山菜や野草を摘んで、調理していただきたいと思います。
*引き続き専門的な指導は、「くらして」のスタッフさんから教えてもらいます。 

第3回 「自分たちのいかだの上、湖上泊チャレンジ」 

【日   程】 9月9日(土)~10日(日)

【概 要】
北アルプス山麓の美しい湖、青木湖にて、湖の上でキャンプ宿泊するアドベンチャーキャンプ。
まず、自分たちで設計し、いかだを組み上げます。そして、その上にテントを張ります。
どのくらい快適なキャンプになるかはみんな次第です。ちゃんと手を抜かないで造るべし!
わくわくと共に、ドキドキしながら2日間を過ごします。
ちなみに青木湖の朝夕の景色、そして湖上から見る星空は最高なのです。

第4回 「現地調達キャンプ&ロッククライミング」

【日   程】  10月14日(土)~15日(日)
この時期の小谷村は絶好のきのこや野草のシーズンです。
森、山の中から食糧を自分たちで調達し、調理も自分たちですべてやりとげるの秋の現地調達キャンプです。
きのこや食べられる野草を採り、自分たちで火をおこし、採れた材料を基に調理を行います。
どんな料理になるのか、今回もみんな次第です。
きのこや野草の採取と選別、調理の指導は専門家・おたり自然学校のスタッフが教えてくれます。
そして、2日目はアウトワード・バウンド・スクール(OBS)の名物チャレンジ、ロッククライミングに挑戦します。
人工的につくられたサイトでなく、天然の岩場です。
どこまでできるのか、自分の力を試してみましょう。

 

第5回/6回「日本海への旅、塩の道を歩いて海へ・・・」

【日   程】  第5回 10月28日(土)~29日(日)
       第6回 11月18日(土)~19日(日)

【概 要】
さあ、キッズワイルドも後半、皆で日本海まで歩く旅をします。
距離は約30㎞、小谷村から糸魚川までの古道・塩の道をたどる2回シリーズ。
前半は素敵なブナ林の中でキャンプ、OBSから吊り橋をわたり、大網峠を抜け白池へ。
後半は根知谷から中山峠~美山公園を抜けて、日本海を目指します。
途中でキャンプをしながら、これまで重ねてきたチームワークとチャレンジ精神を試す旅です。

第7回 「里山クラフトワーク&クリスマスパーティ」

【日   程】  12月16日(土)~17日(日)

【概 要】
小谷村の冬はたくさんの雪が降ります。昔は外で仕事ができなかったため、
家の中で様々な道具や衣類を手づくりで作っていました。
その技術は確かに残っていますが、残念ながら技術を継承する後継者が少なくなっています。
この第7回は里山文化のクラフト系職人(かんじき・わら細工・ぼろ織・茅仕事、竹細工等)の指導を受けます。
雪深い小谷の里山の暮らしの技を学び、モノづくりにチャレンジします。
なお、1日目夜には自分たちで準備して「クリスマスパーティ」を開きます。 
お楽しみに!

第8回 「雪の基地づくり&かまくら・雪洞泊チャレンジ」  

【日   程】2024年3月9日(土)~10日(日)

【概 要】
キッズワイルドおたりの最終回。
OBS長野校周辺は真冬に2m近い雪になっています。
この時期は雪のピークは過ぎていますが、たくさんの雪が残っています。
森の中に入り、自分たちでかまくら・雪洞を作ります。
高学年は雪が豊富であれば、自分が造った雪洞で一人ひとりで一晩を過ごすソロ・チャレンジを行います。
すべてが雪・雪・雪、たぶん一生忘れられないような貴重な体験になると思います。
最後に閉校式を行います。

 本事業主管/アウトワード・バウンド 長野校について
公益財団法人 日本アウトワード・バウンド協会 長野校(略称/OBS)
地図はコチラ
〒399-9601 長野県北安曇郡小谷村北小谷10650
TEL: 025-557-2211 

本事業主体/アウトワード・バウンドとは…
アウトワード・バウンドは、1941 年にイギリスで発祥した世界33 ヵ国にネットワークを持つ非営利の冒険教育機関です。
アウトワード・バウンドの教育プログラムは、イギリスの海運業に働く船乗りが第二次世界大戦中の北大西洋で生き残る力をつけるために始まりました。現在は自然を舞台にしたチャレンジングな冒険活動に取り組み、自分自身が本来持っている可能性に気づき、また、自分の可能性を 高めることを目指しています。
困難に対してまっすぐに向き合い、乗り越えるまで努力を続け自らの力で成功体験を得ることが、
将来の人生に対する姿勢や人に対する思いやりの心を育て、社会のためになるという考えのもと世界各地に普及していきました。そして、1989年(平成元年)日本で初めての常設校が、長野県小谷村大網地区に誕生しました。
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プログラムの安全性について…
野外での活動にはリスクが伴います。しかし、アウトワード・バウンドはそのリスクを認知し、最小化することで安全を確保しています。
具体的に以下のような取り組みを行っています。

  1. アウトワード・バウンドは、全世界で統一された基準に基づく監査(プログラム・レビュー)を 2 年に 1度実施しております。アウトワード・バウンド・インターナショナ ル(OBI)が実施するこのプログラム・レビューでは海外から監査人が来訪し、コースの安全性はもちろん、組織全体の安全に対する意識や装備・車両の管理など、様々な視点から総合的に監査を行います。
  2. 日本アウトワード・バウンド協会 には外部専門家で構成された安全委員会があります。安全委員会のメンバーはより安全にコースを行うためのアドバイスや改善の提案を行います。
  3. アウトワード・バウンドのインストラクターは、活動を安全に実施するための厳しいトレーニングを受けたプロフェッショナルです。全員が救急法の資格と技術を持ち、活動中の安全確保を行っています。
  4. 自然環境下での活動を行う場合は、事前の健康情報、アレルギー等の調査を詳しく行います。本人アンケートの実施、コース終了後にも必要に応じたフォローアップを含め、安全には細心の注意を払っています。

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日本アウトワード・バウンド協会 
長野校